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2010-09-05 追加書き込み


ドライバー前橋 靖氏の参戦(奮闘)記 3
2010年8月22日 第三戦 筑波にて 決勝 疾走中 先頭の車番31
2009-12 国際C級ライセンス取得希望
1.JAF公認レースに五回完走し主催者より順位認定される必要がある。
2.公認競技会出場記録カードにレースごとに出場印を押印してもらう。
3.正式決勝結果表をレースごとにもらう。
4.結果記録をJAFに提出し照合後国際C級ライセンスを発給して貰う予定。
2010-08-11
その2から
の続き
2010-08-12
第四戦袖ヶ浦の二レース形式で行われるレースでは、いくつ完走印を貰
えるか楽しみだ。二レースとも完走したとしてあわよくば二個貰えれば超
ラッキー・・・・・。その後のレース参戦計画に大きく影響を及ぼすことにな
る。袖ヶ浦の練習走行と車両セッティングについて、参加日の調整を始
める。参加者優先枠が四週間にわたり設定されていて第一、第二ドライ
バー・秘書・私を含めた調整なので時間が掛かる。第三戦筑波の正式
参加受理書一式が届く。内容はエントラント駐車証(エントラント駐車場・
体育館裏)、タイムスケジュール、パドック配置図、指定ピット割り、車載
カメラ使用申請書、ドライバーズプロフィール、2010筑波サーキット四輪
一般競技規則書が送られてくる。ドライバー、チーム監督、ピットクルー
のクレデンシャル、他の車両通行ステッカー(噴水横駐車場)は当日参加
受付時に渡されることになっている。受付時間は6:20〜8:00なので5:30
過ぎには現地到着予定になる。説明を兼ねて手渡しすることになる。
Dr.前橋 靖
第二ドライバー
秘書
MAF
2010-08-19 第四戦袖ヶ浦の申込書を郵送する。当日はピット要員一名が第二ドライ
バーとして参戦することになる。今までと少し違い書類作成に手間取る。
8月22日第三戦筑波はもうすぐだ。水分補給のペットボトルうまく取り付
けられるかな。一通り整備も終わっているハズ。あとは当日を待つだけ。
都合が合わず今回は前回モテギから練習走行無しのぶっつけ本番にな
る。筑波は多少走り慣れているから”良いか”と言うことにする。まー決
勝は一時間あるし予選さえ突破していれば、決勝の時にコースに慣れ
ようと言うことになる。
Dr.前橋 靖
第二ドライバー
秘書
2010-08-22
第三戦
筑波
レース当日
朝から暑い天候の中、現地筑波サーキット2000に集まる。今回はドライ
バー達はキャンプ場から無事出られて6時過ぎには集合出来た。参加
車両は体育館裏駐車証と受理書を入り口で提示して入場する。
受付
Aライセンス・エントラントライセンス・免許証の確認を行う。ここでピットク
ルークレデンシャルカードや噴水横駐車証は受付時に配布される。周回
計測器も受付時の封筒に入っていた。
準備
ピットに移動し荷物を下ろし、業務用扇風機を全開で回す。今回は朝少
人数の為チェックリストに基づき朝の準備を行う。ざっと済ませてパドック
に移動しタイヤの空気圧や装備品の確認を行う。ここで応援団一人が来
て車検準備を手伝うことになる。馴染みの顔も増えてきてセッティングな
どの話をして親交を深める。
車検
車検時間になり車検場に車を移動し、Aライセンス・エントラントライセン
ス・免許証・ウエア一式・ヘルメット・シートベルト・車室内・エンジンルー
ム・車体重量・下回り等のチェックを受ける。無事終了し次のドライバー
ズブリーフィングに出席する。選手から色々と質問が出て水分補給を行
っても良いと回答がでる。ここで予選の時だけと言うことでタイヤメンテナ
ンスピットクルーが来る。今日はなぜかテレビカメラが二チーム入ってい
てスーパーFJと1000ccカップの車番8と車番32を取材していた。インタ
ビュー屋・マイク屋・カメラ屋・ケーブル屋等がぞろぞろ歩いていた。共に
一時間番組程度の取材内容であったらしい。
予選
予選時間も迫りあたふたと準備を行いピットロードに誘導され予選が始
まる。とても暑いせいかトップチームのタイムが伸び悩む。予選は20分
と余裕があり車番31ドライバー前橋氏は順調にタイムを刻み決勝一時
間を考慮して予選後半に一度ピットインしタイヤの温度を測定し最適空
気圧に調整する。前回二戦モテギから全く走っていないので全て予選
の中で慌ただしくセッティングすることにする。その後のタイムは一秒程
度上がり1'26.652で予選通過基準タイム1'37.961の中にしっかり入るが
最後尾スタートとなる。予選通過基準を基に計算すると前回より1秒061
タイムアップしている。決勝スタートまで4時間45分あるのでとりあえず
食事を取ることにする。
決勝
タイヤメンテナンスピットクルーは空き時間にサーキット内を散歩して昔
のレース仲間が居たと大喜びしていた。最終的に決勝チェッカーフラッグ
まで通常ピットクルーとして周回ごとにサインボードを出したり通過時間
を測定したりドライバーをサポートして一日を楽しんでいく。FJやスーパ
ーFJやカートや他のレースなどを見ながら時間をつぶし出走前点検を
受け決勝に臨む。サインボードは残り時間と周回タイムでも表示するか
と打ち合わせる。スタートで一台かわし車番31は好調に周回を始める
。タイムを見ていると一時落ちたところがあり、後で思うとそこで右後輪
を走路外に走らせたらしい。確実に基準周回数を超えたら、クーラー
も掛けて周回するかと言っていたがどうも一台抜いているらしく最後ま
で気合いを抜かず走りきっていた。一時間で40周走行できました。トッ
プドライバーは47周で完走基準周回数は32.9周となり確実に基準に入
る。しかし水分補給のシステムはうまく行かず、規定ピットイン時に水分
補給を行おうとしたがこれもまたうまく行かずチェッカーフラッグまで走り
続けることになる。決勝最終ラップで筑波での自己ベストラップを記録す
る。タイムは1'24.081お帰り車検を受け正式決勝結果表と完走印を押印
して貰い本日のメインイベントを終了する。これで三個目のはんこ獲得
。その後VIPルームでの表彰式に出席し帰途に付く。レベル的には前回
筑波は平均78.587Km/hで今回は80.870Km/hと2.283Km/hアップする
事が出来ました。今回も現地までお越し頂き応援して頂いた皆様や
すべての皆様にお礼申し上げます。
筑波サーキット
Dr.前橋 靖
ピットクルー@
ピットクルーA
現地応援団
秘書
MAF
2010-08-27 第四戦袖ヶ浦の準備に入る。今回だけはドライバーが二名必要なので
第二ドライバーの好みにセッティングする事になる。車の受け渡しは打
合せにより決定していて鍵を預かり車庫まで取りに行くことになる。セッ
ティングはショックアブソーバーの減衰量チェックとタイヤ空気圧のマッチ
ングと車両の操作性のバランスを取ることになる。人により傾向が偏る
ので今回は第二ドライバーに合わせることにする。袖ヶ浦は第一ドライ
バー前橋氏と第二ドライバー共に初めてなので練習走行は競技参加者
の優先枠を使用して行うことにする。必要であれば現地でオイル受けと
チューブと工具でブレーキオイルのエア抜きでもする事になる。
Dr.前橋 靖
第二ドライバー
2010-08-28 袖ヶ浦では9月12日参加者優先枠の走行日が設定されていて初めて
の練習走行をすることになる。午後三時の走行枠を走る予定で一時半
過ぎには現地に到着し二時過ぎには集合する。通過しているけれど一
年ぶりの袖ヶ浦だ。少し良くなっているようだ。事務所に行き、走行の手
続きなどを確認しておく。ここでの有料同乗走行はなかった。テーブルや
椅子などを出しエアゲージとトルクレンチ・ホイールナット用ソケットと昨日
納品されたポインター付き非接触放射温度計など準備を済ませて免許
証の確認をし誓約書の提出と参加費のビジター価格6,000円を支払う。
一号車はメンテナンスの為、二号車での参加になる。車番は32で車体
色も一緒なので一目で二号車とは気がつかない。回りのピットにはZチ
ャレンジのフェアレディZが沢山居た。出走前に排気音音量を測定する。
87dBで合格する。これを受けないと走行させてくれない。袖ヶ浦のスポ
ーツ走行一般規定は95dB以下で競技前の車検の雰囲気だ。走行直
前にホイールナットの締め付けトルクを確認する。なんと二号車は一号
車(17mm)とナットの寸法が違う19mmだった。ラップタイム計も付いてい
ないし他の1000cc出場車両も来ていて同時タイム計測やサインボード
提示やタイムの比較など今日はちょっと忙しい。最初は1”50.93秒か
ら周回を始めて1”40数秒台を刻んでいて1”39.41を出した所でとりあ
えず終了する。このタイムは2009年の1000ccカップ予選1”24.900の
130%を10.96秒上回っているので予選通過は確実と言うことで一安
心する。このままいけば計算上決勝でも優勝者の70%以内に入れるの
で大丈夫だろうということになる。ドライバー前橋氏からは始めて走る袖
ヶ浦は”難しくて抜きづらいコースだねー”とコメントが帰ってくる。午後四
時からの走行は遠慮してコースを見ながらイメージトレーニングに徹する
。今日来ていない一号車の鍵を第二ドライバーに渡すためにそれを預か
る。第二ドライバーと打ち合わせて鍵を29日午前中に渡す予定。その時
に前橋氏の袖ヶ浦の走りを伝える。第二ドライバーからは交換用のスプ
リングやスタビライザーはあるの?予備のショックアブソーバーはあるの
?キャンバー調整用の径違いのボルトはあるの?と矢継ぎ早に質問が
飛んでくる。いつもの練習会ではそれが当たり前の光景だからだ。でも
今回はタイヤを8本積んだからねー。そしてエンジンオイル交換二回分
以上とブレーキフルード一本積んだからこれで何とかしてね・・・・・・・・。
と伝えておく。第二ドライバーはエンジン90%まで使用可、おいおい、と
りあえず絶対完走!!エンジンオイルは粘度を調べメーカーに一時間
×2の使用の可否を確認し大丈夫との回答を得る。価格は3,990円/1L
第四戦袖ヶ浦の参加料の領収書が送られてくる。エントリーリストの発
表は今週末か来週半ばであろう。楽しみに待つことにする。袖ヶ浦は二
レースもあるからサインボードの残り時間表示にそのうちキッチンタイマ
ーでも探しに行こう。
Dr.前橋 靖
第二ドライバー
2010-09-02 探していたキッチンタイマーは近くのホームセンターで表示窓の大きい
タイプを購入する。カウントダウンタイマーで秒刻みで表示されるが選手
には分だけ表示にする。第四戦袖ヶ浦の正式参加受理書一式と次回
10月10日五戦筑波サーキットの申込書一式が送られてくる。5日の練
習走行で全員が顔を合わせるので申込書には必要事項を記入し受理
書と駐車証の説明を行い手渡す。今回はクレデンシャルが入っていなか
ったので、受付で貰い全員に渡すことになりそう。エントリーリストを確認
すると11台参加で争われるレースになる。また色々な参加者と会える
ので楽しみだ。一号車を引取に行った第二ドライバーから9月5日練習
走行時の車両セッティング方向性についてコメントが入る。直進性がと
ても良いのでそこを少しコーナリングスピードアップに分けてあげたいな
と言うものです。
Dr.前橋 靖
第二ドライバー
2010-09-05 練習走行前点
検中の一号車
袖ヶ浦で全員揃い練習走行に入る。私が到着した時に車番31はタイ
ヤを外して馬に乗っていて最終チェックの真っ最中です。29番ピットを使
用し本番レースと同じ場所を使用する。ラップタイム計の設定も前回筑波
から袖ヶ浦仕様に切り替える。
全員集合
今日は始めて一号車と二号車が同時に走ることになる。これで並走写真
が撮れるかな。前回レースのお帰り車検で指摘されていたボルトの締ま
りについて少し浮いているように見えるスプリングワッシャーが完全に締
まりきるまで増し締めをする。回りの1000cc出場者に挨拶したりする。一
号車を馬から下ろしてしばらくすると車番32の二号車が到着する。今回
ちょうど良い機会で二台走行となるので10月10日第五戦筑波での二台
体制の予行演習として車両の準備や受付手続きなどに入る。
車番32二号車(ドライバー前橋氏)
今日はスポットクーラー持参だ。ちょうど良い高さで冷やしてくれる。草刈
りの真っ最中にちょっと走りに出てきたドライバー前橋氏は新品のシート
ベルトを用意してきてシートベルト合わせから始まり車番32の二号車で
16:00〜16:30の間タイムアタックに入る。今日は短時間でタイムが上
がってきて赤旗中断をはさんで絶好調で走り続ける。赤旗中断の時一号
車がなかなか帰ってこないのでとても心配する。二号車のタイムは、後
で分かった話ですが、なんとクーラーを切り忘れて掛けたまま走るが1分
38秒台をマークして自己ベストを出しとりあえず良しとして走行を終える
。本番では乗換時のシートベルト調整をスムーズに行えるよう当日の朝
セッティングすることにする。
車番31一号車(第二ドライバー)
第二ドライバーは車番31の一号車のセッティングと習熟走行を同時に行
う。ショックアブソーバーとタイヤの空気圧を調整しながらタイムアタックし
ていく。途中ピットインし空気圧の確認をしピットアウトしていく。初めての
袖ヶ浦走行とセッティングが重なりちょっと忙しい。15:00〜15:30と
16:00〜16:30の二コマ走る。またまたタイヤは新品が用意されてい
たので遠慮無く使用する。空気圧は当初(第一から第三レース)の設定
より下がる方向で調整する。ショックアブソーバーはフロントをもう少し固
める方向にすると良いかなー。タイムは1分31秒台でもう少し行けそうと
の感触を得る。エンジン音や走行音等、車両の状態を確認しつつ両ドラ
イバーに残り時間と周回タイムを表示し同時走行中の他の1000ccカップ
参加者数台の周回タイムを計り記録する。走行終了後車両のチェックを
行いその後、第五戦の打合せを行い当初の目的通り二台体制で参戦す
ることを確認する。詳細については12日のレース時を含み申し込み迄
に煮詰る事とする。そして本日お開きとする。
Dr.前橋 靖
第二ドライバー
秘書
MAF
2010-09-05 その4へ  袖ヶ浦・筑波

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第3版 改訂2010-08-11